今日のひとことWeb版

IT社会の学校教育が気になる

2016/03/07 15:26

 “IT”がなかった時代というのが信じられないくらい、ITは今、私たちの生活とは切り離せないものになっています。何か用事があってもなくてもスマートフォンを触ることがあたりまえになってしまい、「携帯電話をもっていなかった頃は、どうやって生活していたのだっけ……」と、昔のことを思い返すと何とも妙な気持ちになります。

 あらゆる分野でIT活用が進んでいます。教育もその一つです。政府は「児童・生徒に一人1台の情報端末を配備」することを打ち出しており、教育現場において、ネットワークインフラの整備や情報端末を導入する動きが広がっています。授業で使えるデジタル教材も増えてきており、先日はチエルが新たに、全国の教育委員会や小学校を対象に、教師用デジタル教材の「小学校の見せて教える理科 観察・実験 5年生・6年生」を発売すると発表しました。一人1台の情報端末の実現までにはまだ時間がかかりそうですが、いずれは、従来は考えられなかったような方法で授業が行われることになるかもしれません。

 よく考えてみると、私が幼い頃は“IT”という言葉も知らず、もちろん携帯電話ももっていなかったため、友人に手紙を書いたり、遊ぶ約束をするために家の電話から友人の家に電話をかけたりしていました。ITはとどまることをしらず進化しています。未来の小学生たちがIT社会のなかで、どのように日々生活しどんな授業を受けるのか、気になりますね。(前田幸慧)

【記事はこちら】
チエル、教師用教材「小学校の見せて教える理科 観察・実験 5年生・6年生」
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.3.7」より
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