このコラムのなかで、過去に何度か書店や読書など、本にまつわることについて書きました。しかし、本はよく読むものの、あまりに分厚い本は（長いので）苦手で、読む前から臆してしまいます。

　FACEコーナーに登場いただいたペンタセキュリティシステムズの陳さんは、子どもの頃から読書家で、あまりの熱中ぶりに両親から「本を読まずに寝てくれ」と言われたことがあるほどだそうです。とくに歴史ものが好きで、日本の作品では塩野七生さんの「ローマ人の物語」をお気に入りに挙げていただきました。ハードカバーの単行本で全15巻、文庫版は全43巻という超大作！それを母語ではない日本語で読まれたとのことですから、その読書への情熱とパワーにただただ感服してしまいました。彼女を見習って、さまざまな本を読むようにしたいと思います。そんな陳さんを紹介する記事を、ぜひご覧ください。（前田幸慧）