リバーベッドテクノロジー(岡本吉光社長)は12月9日、クラウド戦略を発表、データセンターとユーザー間にWANを構築し、ネットワークの高速化を促進することでクラウド時代で主導権を握る考えを示した。

 同社が描くWANをベースにしたクラウド環境は、DCによるパブリック・クラウドやプライベート・クラウドなどのサービスを導入するユーザーに対してWAN構築を促進するというもの。DCをWAN高速化関連機器の販社として確保することで、クラウド・サービスを高速化されたネットワークで利用できることをアピールするというわけだ。

 現在、「通信事業者やITベンダーと話を進めている。国内でWAN環境によるクラウド・サービスの普及を加速させる」(岡本社長)としている。とくに、国産企業とのパートナーシップを深める方針を示している。

 「パブリック・クラウドでは、グーグルやアマゾンなどワールドワイドで展開するベンダーによる提供が多く、日本では大きなベンダーが存在しないと言っていいほどだ。ただ、今後はSMB(中堅・中小企業)などがクラウド・サービスを利用するといわれている。日本のベンダーが広める可能性が高いだろう」とみている。

岡本吉光社長