日本IBM(橋本孝之社長)とJFEスチール(馬田一社長)は、2000年に締結したIT業務の包括的提携の更改に関して、具体的な検討事項で基本合意に至ったことを発表した。

 システム運用業務は、日本IBMがアウトソーシング契約を通じ、引き続きサービスを提供する。2011年3月末の現行契約満了後も、アウトソーシング契約を継続する前提で契約の更新に向けての協議を進める。日本IBMのほか、日本IBMとJFEスチールの合弁会社、エクサが協力してシステム運用サービスを提供していく。

 一方、アプリケーション開発・維持管理業務は、エクサによるJFEスチールとそのグループ会社向けのアプリケーション開発・維持管理事業を、2011年4月をめどに分割。JFEスチールの子会社であるJFEシステムズが事業承継する方向で具体的な検討に入る。

 2011年3月末に、現行アウトソーシング契約が満了を迎えるため、JFEスチールと日本IBMは、JFEスチールとしてより効率的なIT業務遂行のスキームを検討。アプリケーションの開発・維持管理業務について、JFEシステムズに一本化することがより効果的であると判断したもの。