東芝ソリューション(梶川茂司社長)は7月20日、オペレーショナル・リスク(オペリスク)管理ソリューション「QualityGym」シリーズのSaaS版と関連サービスを10月から順次提供開始すると発表した。

 同社では、これまで「QualityGym」シリーズをオンプレミス型で提供し、20以上の金融機関に納入した実績をもつ。今回、システム運用負荷を低減させたい、スモールスタートで始めたい、資産をもちたくないといった金融機関のニーズを受け、「短納期」「メンテナンスフリー」「低コスト」をコンセプトとしたSaaS版を、国内で始めて提供する。

 まずは、「事務品質アラームインシデント登録」をSaaSに対応。事務ミス・事務事故、苦情・顧客の声、システム障害、その他のオペリスクの情報入力とワークフローによる承認機能をSaaSとして提供する。今後、RCSA管理などの機能を順次拡張していく。

 また、附帯サービスとして「事務品質、オペリスク分析サービス」を提供。インシデントデータおよび業務データを収集し、分析結果をレポートとして還元する。

 価格は、初期設定費用が262万5000円から、月額利用料が71万4000円から。別途、顧客のセキュリティ基準に準じた回線契約(初期開設・設定費用、月額利用料)が必要となる。同社では、今後3年間でSaaS版も含めた「QualityGym」シリーズを、50金融機関に販売する予定。