日本ユニシス(籾井勝人社長)は、関西電力グループでスマートメーターやエネルギー・マネジメントシステムを開発するエネゲート(多山洋文社長)と、電気自動車(EV)向け充電インフラビジネスで協業する。共同で「充電インフラシステム」を構築し、2010年12月から大阪や京都など関西エリアを皮切りに展開していく。

 協業は、日本ユニシスのEV・プラグインハイブリッド車(PHV)向け充電インフラシステムサービス「smart oasis」(スマートオアシス)とエネゲートのEV向け給電システム「エコQ電」のシステム連携や、共同でのサービス拡充、販売展開が狙い。

 具体的には、QRコードによる利用者認証機能を有する「エコQ電」に、ICカード(FeliCaカード)による利用者認証機能を追加。「smart oasis」とのシステム連携で、利用者は1枚のカードで「エコQ電」と「smart oasis」のそれぞれが管理する充電スタンドが利用できる。

 サービス拡充策として、「おおさか充電インフラネットワーク」で2010年3月から運用している充電スタンドの予約サービスに加え、充電状態メール通知サービスなど、利用者の利便性を高める付加サービスを両社が開発。このほか、エコポイント・カーナビとの連携機能や、利用者登録機能、課金・決済機能を相互に補完して利用者に提供する予定。

 日本ユニシスは、2009年から「smart oasis」を自治体やガソリンスタンドなど、国内各地の社会実証実験に提供している。

「smart oasis」と「エコQ電」のシステム連携イメージ