キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、川崎正己社長)は、中小企業向けIT支援サービス“HOME”の機能を10月中旬から順次拡充していく。“HOME”は、中小オフィスのITインフラをスピーディに構築する月額課金方式のサービス。キヤノン製の複合複写機(MFP)と組み合わせて使うことを想定している。MFPと“HOME”で一部実装しているクラウド/SaaS方式のアプリケーションと連携させることで、MFPビジネスの付加価値拡大を狙う。

 機能拡充のポイントは、(1)MFPで読み取った画像やファクシミリをキヤノンMJのデータセンター(DC)で預かるサービス(2)パソコンやプリンターなどの資産管理機能の強化(3)他のウェブサービスへのシングルサインオン――などを実現している。これらの機能を、原則として従来の基本料金内で提供する。ただし、DCのディスク容量の増量や、資産管理の拡張機能利用などには、オプション料金が必要。 

沢田泰一・HOME・インターネット企画課長

 “HOME”は2009年12月から始めたサービスで、「顧客から好評を得ている」(キヤノンMJの沢田泰一・HOME・インターネット企画課長)ことから、今回のサービスの大幅拡張に踏み切った。今後は、“HOME”と連動するクラウド/SaaS型アプリケーションをより拡充し、販売・サポート体制を強化していく。新バージョンの“HOME”は、向こう1年間で4200件の販売を見込んでいる。

HOMEの画面イメージ