富士通(山本正已社長)は、プライベートクラウド環境を構築するミドルウエア製品群「Systemwalker Service Catalog Manager V14g」「Systemwalker Runbook Automation V14g」「Systemwalker Software Configuration Manager V14g」「ServerView Resource Orchestrator」「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア」の機能を強化した。

プライベートクラウドにおけるシステム構成配備のイメージ

 機能を強化した製品群を使用することで、複数台の仮想サーバ(ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、データベースサーバー)によるシステム構成一式を、プライベートクラウドとして容易に構築できるという。パブリック型クラウドサービス「オンデマンド仮想システムサービス」と同様の画面で操作できる。 

操作画面

 具体的には、各部門が管理する既存のシステム構成情報を自動的に調査・集約する機能によって、現状構成の見える化を実施。その情報をもとに、ネットワークやソフトウェアの設定までを含めた多階層のシステム構成を標準化し、テンプレートとして登録・再利用できる。運用を変えることなく、システム要件(コスト、性能、機能など)に最適な仮想化ソフトウェアを選ぶことができる。

 ウェブサーバー1台、アプリケーションサーバー1台、データベースサーバー1台の3階層システムで、これまで設計・配備・設定・検証に3人月かかっていたものが、1人日で実施できるという。

 2010年4月に販売を開始しているこれらの製品は、ヤマトシステム開発などでの導入実績がある。(信澤健太)