NEC(遠藤信博社長)とウイングアークテクノロジーズ(内野弘幸社長)は、ビジネスインテリジェンス(BI)領域での協業を強化する。

 両社は、ウイングアークテクノロジーズの中堅・中小企業向けBIソフト「Dr.Sum EA」が、従来の約10倍の処理能力が求められる大規模BIシステムにも対応できるように、共同で機能強化や性能検証を実施する。

 NECが大規模BIシステムで必要とされる機能や性能を抽出し、その情報をもとにウイングアークテクノロジーズが「Dr.Sum EA」の機能強化を進める。加えて、「Dr.Sum EA」とNEC製ハードウェア、統合運用管理ソフト「WebSAM」などのミドルウェアを組み合わせた性能検証を共同で実施。大規模BIシステムに適したシステムモデルを策定する。

 今回の発表に合わせて、NECは「Dr.Sum EA」に関するシステムの設計・構築・運用・保守を一貫して支援する人員を、約50名に増強したことを明らかにした。

 「Dr.Sum EA」は、企業内のさまざまなシステムに散在するデータを統合して、集計・分析・レポーティングするソフト。処理すべきデータ量が比較的少ない中堅・中小企業や、大企業の部門単位を中心に実績がある。(信澤健太)