中国政府機関の工業和信息化部は、2012年上期(1~6月期)の情報サービス市場の状況を発表した。前年同期比で26.2%増の1兆988億元(約14兆2800億円)と、依然として高い成長率を維持している。

 データ処理や運用サービスが37.1%増の1897億元(約2兆4600億円)と突出して伸びており、中国の情報サービス業が、従来の単純なソフトウェア開発からサービスを軸とした業務内容へと高度化していることがうかがえる。

 一方、組込みソフトは電気・電子製造業の伸びが鈍化したこともあって、直近の6月単月では4%しか伸びていない。また、中国でのオフショアソフト開発を中心とするソフトウェア輸出の伸びも世界経済の情勢を反映して鈍化。上期の輸出額は前年同期比11.7%増の162.4億ドル(約1兆2900億円)で、伸び率は前年同期比で6ポイント低下している。