ディアイティ(下村正洋社長)は、フィンランドのソフト会社であるSSH Communications Security(SSH、タトゥ・ウロネンCEO)が開発した特権アクセス監視・監査ソリューション「CryptoAuditor」を、10月1日に発売すると発表した。

 組織の内部統制やセキュリティの国際基準のPCI-DSSなどに対応し、情報資産を内部の脅威から守る特権アクセス監視・監査ソリューション。システム管理者などが、SSH、SFTP、RDPを利用して暗号化通信するときのユーザー操作、キーストローク、サーバー出力、データ転送を監視ログとして取得し、問題を検知した際にはリアルタイムでアラート通知する。

 データは暗号化して保存し、必要に応じて検索したり、監査時の説明責任を果たすための包括的なレポートを作成したりすることができる。中央の管理システムに保管したデータは管理者もアクセスすることができないので、アクセス履歴改ざんの可能性がない。

 発表会でSSHのタトゥ・ウロネンCEOは、「作業プロセスやスクリプトを変える必要がないので、システム管理者は簡単に導入することができる」とアピールした。

SSHのタトゥ・ウロネンCEO


 ターゲットは、一般企業や官公庁のIT管理部門、データセンター事業者、ASP事業者で、価格は248万円から。ディティアイは、初年度20システムの販売を目標に掲げる。(真鍋武)