日立製作所(中西宏明社長)は、統合運用管理ソフト「JP1」の新バージョン「V10」を発売した。誰でも簡単に操作できる「やさしい運用管理」をコンセプトとして、既存ユーザーのバージョンアップを促すほか、新規ユーザーを開拓していく方針だ。

加藤恵理
主任技師
 「V10」は、手動で行っていた複雑なオペレーションを自動化する「JP1/Automatic Operation」の機能を追加した。加藤恵理・ソフトウェア本部ITマネジメントソリューション開発部主任技師は、「運用手順をコンテンツとして提供するため、ユーザー企業が導入してすぐに利用できる」という。また、障害予兆検知からスムーズに原因調査を実施できるようにモニタリングを強化。さらに、システム監視やモバイルデバイス管理をサービス化した「JP1サービス」も提供している。

 同社が「JP1」をメジャーバージョンアップしたのは3年ぶりだ。簡単運用の追求やサービスの提供によって、「販売パートナーが自社製品を組み合わせて価値を提供できるようになるのではないか」とみている。(佐相彰彦)