アイティフォー(東川清社長)は、デジタルビデオ自動検知システム「ナイスビジョン」が立教大学池袋図書館に採用され、2012年11月に稼働を開始したと発表した。

 立教大学池袋図書館は、閲覧席数1520席を有するなど、国内の大学でも屈指の規模。利用者が「安心して過ごせる」ことをコンセプトに、カメラによる安全確保を目的に「ナイスビジョン」を導入した。館内各フロアのカウンターにスタッフ全員が確認できるモニターを設置し、気分が悪くなって動けなくなったりした利用者がいないかを見守っている。

 同時に、自動検知機能で、入ってはいけないエリアに入る人を検知。「ナイスビジョン」は、あらかじめ設定したエリアに人が入った場合、モニター上でその人物を赤い丸で囲んで際立たせ、アラームを発報する。画面をクリックすると、録画映像をさかのぼってその人物を確認することができる。

 立教大学池袋図書館は「建築基準法施行令」で定められた値の1.25倍増の構造設計によって、大地震を想定した耐震性能に余裕をもたせるなど、災害に強い構造だ。しかし、万が一の被災時にも火災や建物の被害状況などを「ナイスビジョン」で即座に確認し、被害の拡散を防止できるよう、解像度の高いメガピクセルカメラを採用し、鮮明な映像で状況確認ができるようにした。