日本情報通信(NI+C、野村雅行社長)は、オーアイエスコム(坂本小八郎社長)が「IBM PureFlex System(PureFlex System)」とストレージ「IBM Storwize V7000(Storwize V7000)」、管理ソフトウェア「IBM Flex System Manager(FSM)」を活用したシステム基盤を構築し、新IT基盤を活用したサービス「SSCクラウドサービス」を8月に発売すると発表した。

 データセンター事業を展開するオーアイエスコムは、顧客からの要望が高いクラウドサービスの開始を検討。同社のデータセンターは、開設から10年以上経過しており、サーバー台数も増えて運用管理が煩雑になっていたので、新サービスの開始にあたり、AIX、Linux、Windowsなど、複数のオペレーティング・システム(OS)を一元管理した。

 NI+Cは、今年上旬にオーアイエスコムの既存サーバー40台を1台の「PureFlex System」に移行する業務を支援。新システム基盤は、POWER7プロセッサを搭載する高性能・高信頼な「IBM Flex System p460コンピュート・ノード」1台、「IBM Flex System x240コンピュート・ノード」4台、ストレージStorwize V7000で構成した。既存システムからの移行によって、サーバー台数は1/8、消費電力は1/2、設置スペースは1/6となった。

 p460ノードの仮想化技術「PowerVM」上には、基幹バッチ処理を担う5区画のAIXシステムと、既存x86サーバーからの移行を含めた10区画以上のLinuxシステムを、高密度に集約。4ノードのx240には、VMware上にWindowsとLinuxの区画が構成されている。また、サーバー環境の違いによって煩雑になりがちな運用管理については、「FSM」の活用により、業務の簡略化とワークロードの軽減を図った。

 オーアイエスコムは、現在構築中である「PureFlex System」のシステム基盤を活用した、デスクトップ仮想化サービスの提供も検討しており、8月に開始予定のクラウドサービスをはじめとするサービスを提供する。