日立製作所(日立、東原敏昭社長兼COO)は、10月21日、日立独自のサーバー論理分割機構「Virtage(バタージュ)」が、SAP SE(SAP)の高速インメモリプラットフォーム、SAP HANAの動作するハードウェア仮想化技術として、業界で初めてSAPから認定を取得したと発表した。

 日立は、SAPジャパン(福田譲社長)の協力の下、「SAP HANA」と「Virtage」を組み合わせた構成を、日立のブレードサーバーやストレージなどと「SAP HANA」を組み合わせて提供する「日立インメモリDBアプライアンス for SAP HANA」に追加し、10月22日から販売する。構成は、サーバーに「BladeSymphony」のブレードサーバー「BS500」、ストレージにユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage VM」、OSにノベルの「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」を用いた環境に、SAP HANAシステムを構築して提供する。

 これによって、複数のSAP HANAシステムを高信頼の「Virtage」による仮想化環境上に統合でき、企業やサービス事業者は、システムの管理・運用にかかるコストを低減できる。また、サービス水準の安定した高信頼なクラウドサービスとして、SAP HANAシステムを提供できるようになる。

 日立は、今回の構成をシステム基盤に採用したSAP HANAのクラウドサービスを、今年度第4四半期に提供する予定。