【シンガポール発】クラウドサービスプロバイダやIT関連メーカー、関連団体などが集まって、ネットワークの現状や可能性を議論するイベント「NetEvents APAC Press & Analyst Summit」の2日目、米デル・ネットワーキング部門のジョナサン・セックラー・プロダクトマーケティング・ディレクターが基調講演した。


 SDN(Software-Defined Networking)によってネットワークをソフトウェアで動的に制御するなど、ネットワーク機器のオープン化が進むなか、デルはハードウェアの強化に取り組んでいる。しかも、これまでハードウェアの「標準化」をテーマに製品を開発してきた。

 セックラー・ディレクターは、「オープンネットワーキング時代だからこそ、当社の製品に優位性がある」と強調。基調講演には、デル製品のユーザー企業でありパートナー企業であるシンガポールのクラウドサービスプロバイダ、ST Telemedia Connectのデビット・ロビンソンCTOを招いてアピールした。

米デルのジョナサン・セックラー・ディレクター

ST Telemedia Connectのデビット・ロビンソンCTO(写真右)と語り合う場面も

 加えて、他社と比べてハードウェアのラインアップが充実している。セックラー・ディレクターは、「ソフトウェアメーカーやクラウドサービスプロバイダなど、さまざまなベンダーとパートナーシップを組んで、オープンな世界を浸透させていきたい」との考えを示している。

 またデルは、EMCの買収によるストレージ製品の充実など、ITインフラ部分となるハードウェアを強化してきている。これは、ネットワークビジネスの拡大にも効果を発揮しそうだ。(佐相彰彦)