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NetEvents、米デルがオープンネットワーキング時代での優位性を強調
2016/05/27 19:11
SDN(Software-Defined Networking)によってネットワークをソフトウェアで動的に制御するなど、ネットワーク機器のオープン化が進むなか、デルはハードウェアの強化に取り組んでいる。しかも、これまでハードウェアの「標準化」をテーマに製品を開発してきた。
セックラー・ディレクターは、「オープンネットワーキング時代だからこそ、当社の製品に優位性がある」と強調。基調講演には、デル製品のユーザー企業でありパートナー企業であるシンガポールのクラウドサービスプロバイダ、ST Telemedia Connectのデビット・ロビンソンCTOを招いてアピールした。
加えて、他社と比べてハードウェアのラインアップが充実している。セックラー・ディレクターは、「ソフトウェアメーカーやクラウドサービスプロバイダなど、さまざまなベンダーとパートナーシップを組んで、オープンな世界を浸透させていきたい」との考えを示している。
またデルは、EMCの買収によるストレージ製品の充実など、ITインフラ部分となるハードウェアを強化してきている。これは、ネットワークビジネスの拡大にも効果を発揮しそうだ。(佐相彰彦)
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