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レッツ・コーポレーション、AIによる熊検知機能を搭載した防犯カメラを発売
2025/11/25 14:45
AI熊さんカメラは、AIが映像を解析して熊を自動検出し、回転灯と音声で警告する。同社は車種車番AI認識技術に強みを持ち、その技術を応用し、熊を検知できるようにした。
「熊を光と音で威嚇するのではなく、熊が近づいているのを人に知らせることを目的とした製品だ」(同社)という。
AI熊さんカメラは約10メートル先の熊を、高性能なカメラを利用するAI熊さんカメラProは約100メートル先にいる熊を検知できるとした。AI熊さんカメラProは、あらかじめ設定したポイントを自動で撮影する「パトロールモード」を搭載する。
設定を変更すれば、熊以外にも、鹿、イノシシ、猿、アライグマ、キョンといった害獣や、目出し帽やフルフェイスを装着した不審者の検知も可能だ。
製品の提供について同社は「熊による被害が相次いでいる。そういった被害を少しでも減らしたいという思いから製品をリリースした」と説明する。
AI熊さんカメラの参考価格は税込で12万3200円、AI熊さんカメラProは同43万7800円。年間で合計1000台の販売を目標とする。
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