システムやアプリケーションのサービス化は基幹業務システム(ERP)にも押し寄せています。アプリケーションをサービスとして提供するのに適しているのは汎用的なフロント系アプリだと一般的には言われます。しかし、ERPもサービスとして提供され、それがユーザーに受け入れられている事例があります。
オムロン子会社は、ERPの刷新プロジェクトで日本オフィス・システムの「オンデマンド型ERP」と呼ぶシステムに乗り変えました。バージョンアップ費用の負担軽減が同社の主な目的で、月額料金で常に最新バージョンを利用できることに魅力を感じました。
ユーザーによっては、条件さえあえば基幹業務システムさえもサービスで利用する――。今回の事例はそれを裏付けています。
(木村剛士)
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<ユーザーたちのシステム導入“奮戦記”>エフ・エー・テクノ サービス型ERPに切り替え バージョンアップの“概念”捨てるメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.2.2」より