NTTグループにおける一連の海外ビジネスの再編で、今年7月に発足予定の海外事業会社の社名をどうするのかという議論が進んでいるようです。海外事業会社は、NTTコミュニケーションズとディメンションデータを再編して組織する予定ですが、NTT持ち株会社の澤田純社長は「個人的にはNTTという名前をつけたい」との希望を持っているとのこと。

 そうなると、NTT持ち株会社の英語名が「NTTコーポレーション」、昨年11月に発足したグローバル中間持ち株会社の英語名が「NTTインク」ですので、もはやどのNTTなのか分かりづらくなってしまいます。そこで、「NTTグローバルリミテッド」にするのはどうかとの意見も出たそうですが、今度はNTTデータの企業ビジョンの「トラステッド・グローバル・イノベータと被ってしまう」と、主にNTTデータ方面から反対の声が……。

 もし、海外事業会社の名前をNTTとするのであれば、残されているのは「NTTリミテッド」くらいしか残っておらず、「悩ましいところ」(澤田社長)だそうです。(安藤章司)