NEC(遠藤信博社長)と三洋電機(佐野精一郎社長)、シーエスアイ(CSI、赤塚彰社長)の3社は、地域医療連携ソリューション事業で協業する。

 NECとCSIが推進している地域医療連携ソリューション事業に、三洋電機が新たに参画する。NECとCSIは、診療所向け電子カルテシステムで国内シェア1位(シードプランニング調べ)の三洋電機との協業を通して、事業に弾みをつける考えだ。

 NECとCSIは、2009年7月から、電子カルテシステムと地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」を接続して情報を公開する「地域医療連携ソリューション」を販売している。三洋電機の診療所向け電子カルテシステムを「ID-Link」に接続することで、診療情報の公開・閲覧の範囲が広がるとしている。

 「ID-Link」は、さまざまな医療施設に分散している診療情報を、患者番号(患者ID)で統合して共有するサービス。医療施設内の専用サーバーに格納した診療情報をサービスセンタを経由して閲覧できる。診療情報は、サービスセンタに保管しない仕組みになっている。

 協業を契機に、NECは「ID-Link」の診療所向け価格の見直しを行う。2010年10月から約40%の価格に値下げし、2980円(月額、単体プラン)で提供する。診療所が「ID-Link」にセキュアに接続するための「オンデマンドVPNセットプラン」も加える。