日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、7月19日、ソフトウェア事業の方向性を披露するパートナー向けイベント「IBM Software Impact2012」を、東京・品川で開催した。

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の夏野剛特別招聘教授

 イベントのテーマは「次代のIT基盤がもたらすビジネス変革、そして飛躍」。基調講演やセッションでは、スマートフォンなど、新型モバイル端末の普及やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)利用者の急増など、最新のITトレンドをビジネス改革につなげる基盤としてIBMのソフトウェア製品を訴求した。

 特別講演では、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の夏野剛特別招聘教授が、「ITで変貌する社会と日本企業の未来」について語った。

 夏野氏は、「この10年間、インターネットの普及によって販路が拡大してビジネスの効率が上がった『効率革命』、グーグルなどの検索エンジンを利用してあらゆる情報を簡単に手に入れることができるようになった『検索革命』、TwitterやFacebookでリアルタイムの情報共有を実現した『ソーシャル革命』という三つのIT革命があった。これらの革命によって経営改善や事業拡大を図るために、企業は社員の多様性を重視し、社員の能力をフル活用することができる情報システムをつくらねばならない」と述べた。(ゼンフ ミシャ)

会場には多くのパートナーが集まった