日本IBM(マーティン・イェッター社長)が構築しているタワーレコード(嶺脇育夫社長)の顧客管理システム「CRM PDCA推進システム」が、9月下旬に稼働を開始する。

 タワーレコードは、顧客向けサービスの強化を目指して、ワン・ツー・ワン・マーケティングを実現するために、IBMのキャンペーン活動管理ソフト「IBM Unica Campaign」を採用した。

 「IBM Unica Campaign」は、データベース(DB)から顧客のデータを抽出し、一定期間内に顧客に提案やメッセージを伝え(キャンペーンの実行)、成果の検証までを一貫して管理、サポートするキャンペーン管理ソフトウェア。設計/実施/分析/改善のサイクルによって、それぞれの顧客に合ったサービスを提供する。

 「CRM PDCA推進システム」では、顧客DBや商品DBを新たに構築することなく、既存システムをそのまま活用する。DB管理システム「IBM DB2」とx86サーバー「IBM System x3650」を活用して「中継システム」を構築し、既存のデータベースから必要なデータだけを抽出して「IBM Unica Campaign」に移行することで、通常は半年以上かかる構築期間を2か月に短縮した。(真鍋武)