企業動静
企業動静 2025年10月27日付 vol.2080
2025/10/28 09:00
週刊BCN 2025年10月27日vol.2080掲載
人事
サイエンスアーツ11月27日付で代表取締役社長に平岡竜太朗・取締役企画本部長が就任へ。平岡氏は2017年にワークスアプリケーションズ入社。18年にシアンス・アールへ(現サイエンスアーツ)入社し、22年に企画本部長、24年に取締役に就任。平岡秀一社長は代表権のある会長に。
10月15日
提携
NTTドコモビジネスとオムロン製造業のサプライチェーン間で安全な企業間データ連携を実現するための「セキュアデータ連携ソリューション」提供に向けて提携。ネットワーク組み込み型のセキュリティーサービスと、エッジに設置するデータ制御装置を組み合わせ、製造現場のOT環境と外部のITネットワークを連結。
10月14日
マクニカと米VAST Data(バストデータ)
マクニカが提供する生成AI開発環境検証サービス「AI TRY NOW PROGRAM」に、バストデータの「InsightEngine」機能を追加。取り込んだデータをベクトルデータベース化し、生成AIアプリケーションの推論に即時利用できるように。AI導入をどれだけ短縮できるかを検証可能。
10月14日
スウェーデンAxis Communications(アクシスコミュニケーションズ)日本法人とパナソニック コネクト
パナソニックの現場映像活用サービス「Cameleo」がアクシス製ネットワークカメラに対応。カメラにCameleoのアプリケーションを直接インストールすることで、中継器を介さず映像をクラウドへ保存し、活用可能に。
10月15日
米Oracle(オラクル)と米Advanced Micro Devices(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、AMD)
AI向けITインフラの大規模展開に向け協業を拡大。2026年第3四半期までにオラクルは自社が提供するクラウドサービスの基盤にAMDのGPU「Instinct MI450」シリーズを5万基導入。27年度以降も継続して採用の予定。
10月15日
米Salesforce(セールスフォース)と米OpenAI(オープンエーアイ)
戦略的パートナーシップを拡大し、「ChatGPT」内からセールスフォースの「Agentforce 360」にアクセス可能に。生成AIとの会話を通じて、営業記録の照会や顧客とのやり取りの確認が行えるように。セールスフォースは別途、AIモデル「Claude」を提供する米Anthropic(アンソロピック)とも協業を拡大。
10月15日
シーエーシーと米Datadog(データドッグ)
パートナーシップ契約を締結し、アプリケーションの障害を予兆検知する「Datadog Proactive Monitoring」を開始。システム運用代行サービス「CACマネージドアプリケーション オペレーションサービス」の一部として提供し、AIを用いた監視に加え、障害を未然に防止するための改善提言なども行う。
10月15日
BIPROGYとギックス
データ分析により事業対象を深く理解し、データを根拠に注目すべき指標を探索することで業務課題を導き出す「DIコンサルティングサービス」を共同で提供。BIPROGYは、データを用いたコンサルティングの実績をもつギックスの強みを加え、DX支援事業を強化。
10月15日
野村総合研究所とアマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン
生成AI分野で戦略的協業契約を締結。Amazon Web Servicesの生成AI技術を活用したAIエージェントによる、業務プロセス全体のAI化を推進。今後2年間で国内のユーザー企業を中心に100社超のAI活用とビジネス変革の実現を目指す。
10月16日
米Hitachi Vantara(日立ヴァンタラ)と米Supermicro(スーパーマイクロ)
戦略的な協業の開始に向けて合意。日立ヴァンタラの統合データプラットフォーム「Virtual Storage Platform One」とスーパーマイクロのGPUサーバーを組み合わせ、データの処理やガバナンスの強化からAI開発までを包括的に提供へ。
10月16日
日立製作所とServiceNow Japan
自治体のデジタル化による業務改革加速に向けて協業を開始。ServiceNowは公共機関向けに、ローコードでワークフローなどを構築できる基盤を提供。両社の協力で提案や導入支援の活動を加速するほか、日立のServiceNow技術者を拡充。
10月16日
両備システムズとサイボウズ
「kintone」に帳票出力機能などを追加できるプラグイン「Bok(Bridge over for kintone)」を拡張し、「Bok+」として提供を開始。検索フォーム、集計機能、高度なカレンダー機能などを用意し、kintoneの活用をより便利に。LGWAN環境向けにも提供し、自治体での活用も提案。
10月16日
ソフトバンクと東急不動産など
次世代ビル管理に関する基本協定を締結。ソフトバンクが入居するビル「東京ポートシティ竹芝」での実証成果を踏まえて、AIとビルOS(データ連携基盤)を活用したビル管理業務の最適化を実現へ。2026年から「渋谷ソラスタ」で検証を開始。東急コミュニティーが現場業務の設計、SynapSparkが施工ノウハウや技術支援を提供。
10月17日
新設
トレンドマイクロと台湾Wistron Digital Technology Holding Company(ウィストロンデジタルテクノロジーホールディングカンパニー)AIインフラとAIアプリケーション、それらの構築、運用を包括的に提供する新会社、Magna AI(マグナエーアイ)の設立で合意。ハードウェアの受託製造やシステム構築で強みのあるウィストロンと、トレンドマイクロのセキュリティー技術を組み合わせ、AI事業を拡大へ。
10月17日
事例フラッシュ
Okta Japanセイコーエプソンがグローバルで展開する顧客向けサービスの統一ID「Epson Global ID」で、認証基盤として「Auth0」を採用。従来は認証機能を内製していたが、新しい認証技術のサポートやセキュリティー脅威への迅速な対応には限界があると判断。5月には多要素認証も実装。
10月14日
アライドテレシス
名古屋市立大学医学部附属西部医療センターが、リモートアクセス環境やWi-Fi6対応無線LANアクセスポイント、運用支援サービス「Net.Monitor」などを導入。医療データ活用を見据えた安全なICT基盤と、院内全域の安定したWi-Fi環境を整備。
10月15日
米A10 Networks(A10ネットワークス)日本法人
名古屋市が統合型ファイアウォール「A10 Thunder CFW」を追加採用。2023年に自治体ネットワークの三層分離を「αモデル」で実装したが、「β’モデル」の構築に向けて追加導入へ。クラウドや生成AIをより積極的に活用し、業務の革新を推進。
10月15日
米Kong(コング)日本法人
発電事業者のJERAが、ミッションクリティカルな社内システムにAPI管理基盤として「Kong Gateway」「Kong Konnect」などを採用。システムの安定性やアップグレード時の継続稼働のために導入し、開発スピード向上と運用チームの負担の軽減を実現。
10月15日
Twilio Japan
AIを活用した顧客コミュニケーション基盤を提供するATIROが、より効果的なSMSマーケティングを目的に「Twilio Short Code」を導入。ユーザーが広告の中の二次元コードを読み込むと、企業宛てのSMSが自動起動。企業はクーポンや決済リンク、Web予約フォームを返信するなど、双方向のやり取りが可能に。
10月15日
マクニカ
農林中央金庫が、外部へのファイル送信時のパスワード追送方式を廃止するため、米mxHERO(エムエックスヒーロー)の「Mail2Cloud」を導入。従来通りファイルを添付してメールを送信すると、クラウドストレージの「Box」に自動的に格納し、受信者には共有リンクを通知。利便性を損なわずにセキュリティーを強化。
10月15日
SAS Institute Japan
中国銀行(岡山市)が、「SAS Viya」を中核とするアナリティクスAI基盤を導入。個人・法人の顧客に対するパーソナライズされた情報の発信、応対記録やアンケートなどをAIで分析することによる商品・サービスの改善などを実施へ。構築・運用はコムチュアが担当。
10月16日
フリー
JTBがSaaS/デバイス一元管理ツール「Bundle by freee」を導入。社内で誰がどのSaaSを使っているかを捕捉しきれなくなり、コストとガバナンスに課題。SaaSの利用状況を可視化するとともに、管理業務の自動化により工数削減とプロセスの確実な実行が可能に。
10月16日
SAPジャパン
積水化学工業が「S/4HANA Cloud」の導入による経営管理基盤の刷新を実施。第1弾として4月に会計領域で稼働開始。導入は富士通が支援し、システム構築で培った知見を基にしたフレームワークを活用。
10月17日
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