今日のひとことWeb版

迫る基幹業務システムの変革期

2012/06/21 15:26

 企業の基幹業務システムは、まとまったIT投資に結びつくことが多く、有力ITベンダーやSIerは受注に精を出しています。しかし、近年はこの分野の成熟度が増し、かつてほど企業の予算がつきにくくなっているのも事実です。

 ところが、ここに変革を目指すSIerがいます。大手SIerでITホールディングスグループのTISは、アジア市場を含むグローバル規模での情報システム最適化やビッグデータ処理への対応で、状況が変わっているとみています。

 さらには、OracleとSun、IBM PureSystemsなど世界大手ベンダーによる垂直統合型アーキテクチャの台頭などの動きも見逃せません。基幹業務システムは否応(いやおう)なしに変革期に入らざるを得ないというのです。

 TISは、次世代の基幹業務システムを検証/分析する「TIS Enterprise Architecture Laboratory(TIS EAラボ)」を6月19日に開設しました。最初は、戦略的IT投資を行う体力のある大手ユーザー企業を主なターゲットにしていますが、いずれ安価で使い勝手のいいアプライアンス製品やクラウドサービスの普及で、中堅・中小企業にも影響が及ぶ可能性があります。成熟期を迎えつつあった基幹業務システム市場の活性化が期待されます。(安藤章司)

【TIS EAラボの記事はこちら】
TIS、御殿山DCに「EAラボ」を開設、第一弾はOracle DBマシンなどの検証環境
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.6.21」より
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