システム運用管理に対するユーザー企業のニーズが高まっている。データセンター(DC)のシステム増強が相次いでおり、煩雑な管理負荷の軽減を求めるようになっているのだ。また、世界同時不況によるコスト削減ニーズも後押ししている。さらに、SMB(中堅・中小企業)では、システム管理者の人材不足から需要が増大する可能性がありそうだ。そこで、KVMソリューションベンダーは自社製品の拡販に意欲的で、とくにリモートアクセスができるデジタルKVMの利便性を訴えている。大手メーカー3社のキーマンに、現在の市場環境や取り組みを聞いた。
出席者:
アボセントジャパンシニアセールスマネージャー 瀧澤寛氏
マネージメントシステム部 エンタープライズセールスエンジニアマネージャー 長谷川和宏氏
ATENジャパン取締役営業本部長 辻智之氏
営業本部企画部 部長 栗田正人氏
ラリタン・ジャパンセールス本部 シニアヴァイスプレジデント 荒野智氏
プロダクトマーケティングマネージャー 井上洋紀氏
司会:「週刊BCN」編集部 佐相彰彦
強みを生かして市場を開拓
枠を超えたビジネスを展開
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アボセントジャパン シニアセールスマネージャー 瀧澤寛氏 |
──まず自己紹介と、それぞれ注力なさっている製品や分野などを教えてください。
瀧澤(アボセント) セールスマネージャーとして、製品の拡販に努めています。いま注力しているのは、デジタルKVMを中心とした
リモートアクセスと、昨年12月に(空調/設備関連メーカーの)エマソングループになりましたので、ファシリティを含めたDC全体を管理する分野です。また、マトリックスでのデジタルデータ管理で、放送業界などから好評を得ています。
長谷川(アボセント) エンタープライズ分野で、セールスエンジニアマネージャーを務めています。
KVMを大企業からSMBまで幅広く提供しているほか、デルやHP、IBMなどの外資系や、国内メーカー様にOEM(相手ブランドによる製品供給)も行っています。このような体制を整えることによって、日本市場でデジタルKVMを広めていきたいと考えています。
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